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アザマラ・パシュートはどんな船?9月20日に酒田港へ寄港

アザマラ・パシュートはどんな船?日の入り後の酒田港を、灯りをともして出港する中型クルーズ客船のイラスト

2026年9月20日(日)、酒田港にアザマラ・パシュートがやってきます。

入港は朝8時、出港は夜7時。11時間も停泊します。今年、酒田に来る客船のなかでも長いほうです。

しかも日曜日。仕事を休まずに見に行けます。

どんな船なのか、公式の情報をもとにまとめました。

この記事で分かること
  • アザマラ・パシュートの大きさと基本情報
  • 4回も名前が変わった、この船の来歴
  • 三井オーシャンサクラとの違い
  • 酒田港での見学のポイント

出典:東京都港湾局の公式発表、酒田市の寄港予定。2026年8月時点の情報です。

目次

アザマラ・パシュートとは?

アメリカの船会社「アザマラ」が運航する客船です。船籍はマルタ、母港は地中海のバレッタです。

アザマラは寄港地での体験を重んじる船会社です。大きな船で洋上の設備を楽しむ、という考え方ではありません。小さめの船で港に長くとどまり、その土地を味わう。そういう船です。

酒田での停泊が11時間と長いのも、この方針のあらわれです。

船の大きさ・基本情報

東京都港湾局が公表した数値です。

アザマラ・パシュートの基本情報
項目内容
総トン数30,277トン
全長181.00メートル
全幅25.46メートル
乗客定員702名
船籍マルタ
運航会社アザマラ
就航2001年

全長181メートルは、小学校の25メートルプールを7つ以上つないだ長さです。

大型客船と比べると小ぶりですが、それでも港では見上げる大きさになります。

名前が4回変わった船です

この船には、めずらしい経歴があります。

2001年にフランスの造船所で完成したとき、名前は「R8」でした。そこから運航する会社が変わるたびに、名前も変わっています。

船名の変遷
時期船名
2001年〜R8
その後ミネルヴァⅡ
その後ロイヤル・プリンセス
2011年〜2018年アドニア
2018年〜現在アザマラ・パシュート

25年のあいだに5つの名前を持った船です。船の世界では、こうした乗り継ぎはよくあることだそうです。

ちなみに「ミネルヴァⅡ」という名前が出てきます。9月3日に酒田へ来るスワン ヘレニック ミネルバとは別の船です。名前が似ているだけで、つながりはありません。

三井オーシャンサクラとは、どう違う?

10月に酒田を発着する三井オーシャンサクラと比べてみます。総トン数が近いので、違いがよく分かります。

2隻を比べると
項目アザマラ・パシュート三井オーシャンサクラ
総トン数30,277トン32,477トン
全長181.00m198.15m
全幅25.46m25.6m
乗客定員702名458名
就航2001年2026年

大きさはそう変わりません。ところが乗客の数は1.5倍ちがいます。

これは船の性格の違いです。同じくらいの船体に、サクラは458名しか乗せません。そのぶん客室や通路にゆとりがあります。

どちらが良いという話ではありません。パシュートは寄港地で過ごす時間に重きを置いた船です。船内でゆったり過ごすことを重んじるサクラとは、目指すところが違います。

アザマラらしさは「夜まで停まる」こと

アザマラには「アザメイジング・イブニング」という催しがあります。

寄港地の教会や史跡を借りて、夜にコンサートや舞台を開きます。乗客は追加料金なしで参加できます。

これをやるために、船は夜遅くまで港にとどまります。普通のクルーズ船は夕方には出港してしまいます。アザマラは夜の街を楽しむ時間をつくります。

酒田での出港が19時なのも、この考え方に沿ったものと思われます。

酒田で開かれるかは分かりません

アザメイジング・イブニングは、9泊以上のコースで1回だけ開かれるのが基本です。今回の酒田寄港で実施されるかどうかは公表されていません。当日、港で確かめてきます。

酒田港にはいつ来る?

2026年9月20日の寄港予定(出典:酒田市)
項目内容
日付9月20日(日)
入港8:00
出港19:00
停泊時間11時間

アザマラ・パシュートが酒田に来るのは、今年これで3回目です。3月31日と4月27日にも寄港しています。

年に3回来る船は、酒田ではそう多くありません。それだけ航路に組み込まれているということです。

見学するときのポイント

今回の寄港には、見に行く側にとって良い条件がそろっています。

9月20日の寄港が見やすい理由
条件内容
曜日日曜日。仕事を休まずに行ける
停泊時間11時間。朝でも夕方でも見に行ける
出港19時。日の入り(約17時40分)より後で、灯りをともした出港が見られる

9月20日の酒田は、日の入りがおよそ17時40分ごろです。

つまり出港の19時には、すっかり暗くなっています。灯りをともした船が岸を離れていく姿を見られます。昼間に見るのとは、まったく違う光景になります。

朝8時の入港を見るか、夜7時の出港を見るか。どちらか選ぶなら、私は出港をすすめます。

船内には入れません

SOLAS条約という国際的な決まりにより、乗客以外は船内や岸壁に立ち入れません。見学は岸壁の外からになります。これはどの港でも同じです。

私も当日、港へ足を運ぶつもりです。どこから見えたか、駐車はどうだったか。実際に行ってから、この記事に追記します。

よくある質問

Q. 船の中を見学できますか。

できません。SOLAS条約により、乗客以外は船内へ入れません。岸壁の外から眺める形になります。

Q. アザマラ・パシュートは日本発着のクルーズに使われますか。

日本の港を回るコースで運航されています。2025年には横浜・東京・名古屋にも寄港しました。日本発着で乗れるコースがあるかは、旅行会社にお問い合わせください。

Q. 30,277トンは大きいほうですか。

世界のクルーズ船のなかでは中型にあたります。10万トンを超える船もあるためです。ただし酒田に来る船としては標準的な大きさで、港では十分に迫力があります。

Q. 雨でも見に行けますか。

岸壁の外から見るため、雨具が必要です。9月の庄内は雨が降りやすい時期です。傘よりも、両手が空くレインコートが向いています。

まとめ

アザマラ・パシュートは、30,277トン・乗客定員702名の中型客船です。

2001年に「R8」として生まれ、名前を4回変えて今の姿になりました。

寄港地での時間を大切にする船会社の船で、酒田でも11時間停泊します。日曜の朝8時に入り、夜7時に出ていきます。

日曜で、しかも夕暮れの出港。今年の酒田寄港のなかでは、見に行きやすい部類です。

ほかの船も見てみませんか

※本記事は東京都港湾局の公式発表および酒田市の寄港予定をもとに作成しています(2026年8月時点)。寄港予定・時刻は変更される場合があるため、最新情報は酒田市および各船会社の公式サイトでご確認ください。実際に見に行った様子は、この記事に追記していきます。

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